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魔法少女育成計画(アニメ)

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魔法少女育成計画(アニメ)

今更ながら魔法少女育成計画というアニメをdアニメストアで視聴した。

私は今dアニメストアで魔法少女アニメを見るのがマイブームで、よくそういうジャンルを視聴している。(と言ってもよく考えたらプリズマ☆イリヤの4シーズン分を視聴しただけだがまあこれから見ていくつもりなので問題はない。アーチャーが格好良かったし全体的に百合っぽくて良い感じなので見てない人は見よう!)

さて、このアニメは魔法少女どうしが凄惨な戦いをするバトルロワイヤルというアレだ。
あの、まどマギが流行った時に便乗した漫画作品群のようなあれ系のあれだ。
幼気な少女たちが殺し合ってる、ああ、悲しい、鬱だぁ、なんていう類のあれ。
まあ魔法少女と名のつく作品の一つの王道とも言えるジャンル(?)だ。
王道ジャンルはそれ故に作者、つまりストーリーテラーとしての技術が問われるものだ。
技術が高ければアイデアが並でも中々に高い評価を受けるし低ければなんというか、あれだ、毒にも薬にもならずに埋もれていって打ち切りになったりする。

さて、この作品のジャンルの前置きはさておいて。
このアニメのストーリーを紹介すると、
現代社会、なんか魔法少女という謎に包まれた存在が人助けをするという動画や画像がネットで話題になってて、
なんか「魔法少女育成計画」というソシャゲやってたらその魔法少女になれるという噂もあった。
それで主人公の女の子がそのゲームをやってたらなんかキュウべぇみたいな奴(名前忘れた)がスマホから出てきてその女の子を魔法少女にする。
主人公ははまっとうな魔法少女として慈善活動に努めていた。
それから十六人かの魔法少女が出てくる。
……この中に霧雨魔理沙の2Pカラーみたいなのがいた。あと他の魔法少女もなんかどっかで見たような感じのあれだった。(まあ魔法少女たちの衣装に原典がありそうなのでかぶるのも仕方ないとも思えるけど。魔法使いとか、シスターとか、忍者とか)
それで、平和に暮らしてた魔法少女達はなんやかんやあって殺し合いになって、主人公ともう一人の魔理沙みたいなのと組んでた忍者少女以外は死ぬ。なんやかんやあって主人公がキュウべぇみたいなのを殺して(?)終わり。


このなんやかんやが回りくどくて特にドラマ性もなくてつまらなかった。
主人公は良い人間という設定なので、常に他の魔法少女達の行動に絶望して悲しんでいる。
キャラクターに掘り下げがあれば良いんだけど特に何もなく、信念や正義などはなくただ単に悲しむだけで何でこいつが主人公なんだよってなった。
まあ、碇シンジのようにうじうじと葛藤する主人公もいるにはいるがあれは他の魅力的なキャラクター達(人間的に魅力のあるヤツは居ないけど)とのドラマがあって成立するものだと思う、一応は成長するしね。

このアニメは全体的にキャラクターの魅力というものが無くてテンプレートにテンプレートを貼り付けたようなステロタイプのキャラ達で凄惨な殺され方をしても「おぉ……うん。」としかならない。
これがバトルに重きを置いた作品なら良いのだがそうではなく、殺されるキャラのクソみたいお涙頂戴のしかも何処かで何十回と見たようなストーリーラインの悲劇の回想に時間をとってバトルを描写しない。

後、時間をとるといえば魔法少女アニメが魔法少女アニメである一番の特徴である変身シーンがあまりない、なんか主人公と忍者少女が十秒くらい変身シーンがあったような気がしたけど……うーんな出来だった。
まあ予算が無いのだろうからそれは仕方ないことかもしれない。

バトルロワイヤルなら心理戦がみたいところだが魔法少女がみんなFate/zeroのバーサーカーのマスターばりの知能しか無く無闇に突っ込んでいく事しかしない。

まあ以上の点でこのアニメにバトルとドラマ性には期待してはいけないと私は判断してもっと何か他の良いところを探そうとした。(アニメの連続視聴においてモチベーション管理と言うのは大事な要素だ)
しかし無い、このアニメにはお色気要素も、日常系要素も、ただただ、キャラが悲しい過去を回想して死んで、また悲しい過去を回想して、死んでを最後まで繰り返していく。
視聴者としてはそれを、特に感情移入も出来ないキャラが死ぬのを「馬鹿だなぁこいつら」と思ってみてるしか無いのです。

多分キャラが多すぎるんだと思うですよ、これ。
まあ元はライトノベルなので原作は尺的に余裕だと思うんですけど、アニメの1クール12話(12だっけ?)じゃあ合計14人と一匹を殺すのはきついと思うんです。
まあ減らしたら減らしたで原作好きの人に怒られるんだろーけどこんな感じになるんなら減らした方が良かったと思うんですよねー。(原作は読んでないから知らん。もしかしたらアニメのまんまなのかもしれないけどそれも知らん)

あと、あと。
上記のこれらは別に流し見くらい出来る感じだけど、
このアニメにはもっと恐ろしい難点があるんですよ。
音響です。
これがなんか凄まじくゴミみたいなんですよ。
ハンターハンターのアニメとか寄生獣のような雰囲気の感じでした。
「魔法少女育成計画 音響」で検索したところ別段、まとめサイトとかには引っかからなかったので悪名高い寄生獣とかハンターハンターの音響監督ではなさそうですが。

ごぅぅ~ん……。(やたら低音を重視のSE)
なんかもやがかかったような声優の声。
というよりなんか無音状態でも低音が響いているような感じ。(どぅぅ~ん、みたいな……アタック音をいじったバイオリンの音源をC1のオクターブでパワーコードでならしてる感じ)
多分別の人でもあの音響監督の影響を受けてる人なんじゃないでしょうか?
あとこれは音響監督の仕事なのかわからないけどクソダサいOP曲、ED曲。
ED曲はインディーズのビジュアル系みたいな曲で上二つのアニメの初代OPと初代EDみたいな雰囲気、まあEDは嫌いではないけどこういう魔法少女系アニメには勘弁してほしいものだね、やっぱ。
(関係ないけど寄生獣のOP曲、実は好き)


まあそんな感じですが割りと面白くなくも無かったです。
ストーリーはつまんないし新しいアイデアも特に無いし声優の演技もやっつけ感があったような気がしなくも無かったけど少なくとも苦痛はなく、空気みたいな感じのアニメでした。
休日に見て時間を無駄にしてはいかがかな?



今回もレビューと言うより感想の書きだめを放流したような感じでしたが、
カテゴリーも「感想」であって「評論」ではないし……まあこれで良いか。
ではバイバイです。

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