物語に限らず、創作には縛りと言うものが存在します。
絵とか音楽でも。
界隈によって枷(かせ)とか禁則とか言われるものです。
そしてこの記事は、
RPGを作ってて思った、脚本の理論書には書かれてないことを
メモ的に書いてみるという記事です。
まず、RPGは一人称視点。
メモ的なのでいきなりな感じです。人にものを教えるにはまだそんなにものを収めてないので。前置きなんていらないね。
RPGは基本的に一人称視点です。
FPS的な意味じゃなく、主人公を中心としたシーン構成にしないといけないと言うことです。
だってほら、スナッチ的な映画見たく、シーンが変わりまくってると操作しにくいし面倒でしょ?
大体のRPGは主人公以外にスポットが当たるシーンに変わる時、そのキャラがプレイアブルキャラになったりしますよね。
マリオストーリーのピーチ姫とか。
ドラクエⅣとか。
まあそんな感じでRPGは一人称視点ということを覚えといてプロットを書かないと、箱書きでいう中箱とか小箱がゴミ箱になっちゃいます。
なのでドラマを切り取るカメラが変わるシーンはできる限り使用しないのがベターです。
……逆手に取るのもありといえばありかも知れませんが……、
よほどじゃないと面白くないです。
多分。
あと、プレイアブルキャラ交代以外にもシーンを変える方法はちょっとだけあります。
主人公が寝たり、動けない状態になったりする。
大体主人公が宿屋に泊まったりすると魔王の四天王的なのが会話してたりするよね。
まあ寝ようが倒れようが、シーンにきっぱりと一区切りを付ける方法ですね。
ドミナント終止的な感じでね。
物語はシーンの連続によって出来ているので、シーンの繋がりには気を使わないといけませんね。
……気を使わないと駄目だぞ。(自分に言ってる)
まあそんな事に気づいて、昔プレイしたRPGのストーリーを思い返したりしてみました。
やっぱり名作RPGというのは良い感じでRPGの弱点を利用してシーンに深みを持たせてますね。
その観点じゃクロノトリガーとか無駄なシーン一切ないし。
続編……の、クロノクロスもまあRPGとしては悪くないシステムです。
……キャラに魅力を持たせるには難しいシステムですが。
あとクロノとは少し違いますが、ウィッチャー3もRPG的縛りを活かしたストーリーを作りをしてますよね、ゲラルト名探偵の推理とぶん殴りで事件を解決。
こんなんそのキャラ(一人称)としてプレイしてるから面白いんであって、ドラマ(第三者視点)で見たら何やってんだこいつ、です。
ワトソン(解説役)くんも居ないしね。
(ウィッチャー世界の解説、ゲラルトの会話によるキャラクター説明としてヴェセミルおじさんがいますが一段落終えると居なくなります)
ホームズだけでも物語が娯楽として成立させやすいのは一人称視点です。
RPGは映画やドラマ、アニメより一人称視点がかなりある小説などのほうが参考になるかも知れませんね。
というわけでRPG作ってます。
ウディコンというWOLFRPGエディター製のゲームのコンテストがあるのですが、それに参加しようかなぁって思ってます。
タイトルはさいきょうをめざすものです。
女の子が最強を目指す話です。
(こいついつも女の子を主人公にしてんな)
まあそれで……、
……こんな記事書いといてなんですが、
ストーリー重視しない感じのあれデス。
上記の縛りの上に短編作品という縛りと、ちょっとフリーシナリオ「風」にしよう!
というアレがアレして私の数少ないストーリーセンスが薄まってあれデス(二回目)
でもまあ、音楽はいつもどおりオリジナルなので……良いかなぁと思います。
いつもとは違うギターサウンド大盛りな感じかもです。
あとキャラチップもオリジナルです。
マザー風です、多分。
(マザーやったことねーからわかんねーですけど)