暇なので、
夏に作ったゲームの自己解説を書きます。
↓夏に作ったゲーム
https://www.freem.ne.jp/win/game/18121コンポーサー兼のフリーゲームクリエーターの方なら、
参考になるかもしれません。
勿論、ならないかもしれません。
ゲーム音楽というのは、伴奏音楽です。
ゲームなしにゲーム音楽とは言えないでしょうし、
まあ、曲のないゲームも、弩級に演出が優れてたりしないと、地味なものになります。
ゲーム音楽が伴奏音楽なら、やはりゲームを作ってから、
曲を合わせた方が良いのか。
というとそんなことはありません。(まあなくもないけどサ)
STGや、ACTなどのゲームは、演出的に音楽からゲームを作った方が楽なのです。
この敵が出るとこでこういう音を鳴らしたい、
曲のクライマックスに〇〇を……とか、そういうのが楽です。
勿論、ゲームが先にあって、そこからテンポや拍子を計算にして、
縛りプレイ的要領で、曲を作るのも楽しいでしょうし、それが本来のゲーム音楽というものなのかもしれませんが、
「どっちがゲームを作るときに楽なのか」と作業効率的なものを問われたら私は、
音楽から作ったほうが楽。
と答えます。
ゲーム作りの途中に、曲の音がヒントになって、
敵の配置や攻撃方法のアイデアが浮かんだりするからです。
私はそんなにゲーム作り大好き! でゲームを作ってないので、
こっちのほうが良いのです。
しかし、
このゲームの作り方には難点があります。
暗い曲なら、暗いゲームになるし、明るい曲なら明るいゲームになるのです。
私は暗い曲と暗いゲームが好きなので、
全然良いし、STGやACTはそんなに気にする人も居ないでしょうが、
RPGとなると多少問題です。
作曲のときに雰囲気を気をつけずに自分のノリと手癖で暗い曲ばかり書いてしまうと
ずっと、暗いゲームで、RPG的にはヤバイゲームなるのです。
もともとそういうヤバイゲームを作ろうとして作っているのなら良いのですが、
普通のRPGのプロットでそれをしてしまうと、
本気でヤバイゲームになるのです。
怪しい曲のところはあやしいセリフなったり、
なんかヤバイ雰囲気が漂いだしたりするのです。
(↑の夏に作ったゲームのことね)
まあそんな感じで、
私はこれからも曲から先にゲームを作りますが、
RPGの場合はちゃんとプロットに向き合って、
そのシーンとテーマにあった曲を書いてから作るようにします。
明るいシーンには長調を。